ドラマ『VIVANT』で小日向文世さん演じる丸菱商事の長野専務。
シーズン1では部下の太田と不適切な関係だったおじさんで終わってしまいましたが、経歴や言動を見ると不自然な点が多いんです。
今回は長野専務の正体について考察し「別班説」と「ジャーナリスト飯田説」、2つの説について根拠とともに解説していきます。
- 別班説の根拠となる経歴や伏線
- ジャーナリスト飯田と時系列が一致する
乃木憂助との接点を読み解くことで、VIVANT2での長野専務の立ち回りから目が離せなくなりますよ。
VIVANT長野専務の正体は別班?経歴や伏線から考察
VIVANTシーズン1からの伏線を振り返ると、長野専務の正体について乃木と同じ別班なのではないかという見方ができます。
ここからはその根拠を解説していきます。
- 防衛大学校を卒業
- 乃木への不自然な質問
- ザイールへの過剰反応
- 櫻井司令との同期説
防衛大学校を卒業
長野専務が別班説を裏付ける一番の理由は防衛大学校を卒業しているという点です。
これはVIVANTシーズン1で明かされた経歴ですが、防大出身者という経歴は、別班のメンバーと共通しており偶然とは考えにくい設定です。
しかも、卒業後の1980年代半ばに約2年間の経歴が空白になっていることが判明しました。
この期間、長野は更生施設にいたと野崎(阿部寛)からの取り調べに答えていましたが、実は秘密裏に訓練を受けていたのではないかと考察できます。
普通の会社員なら隠す必要のない期間があること自体、裏の顔がある証拠かもしれません。
筆者VIVANT2ではこの空白期間が物語の核心に触れる可能性が高いと思います。
乃木への不自然な質問
長野専務が別班ではないかと疑われる理由の一つは、VIVANTシーズン1で放送された乃木に対するヒアリングシーンです。
誤送金事件が発生した後、長野は乃木を呼び出し事件の経緯やバルカでの出来事を細かく確認しました。
一見すると専務としての通常の業務に見えますが、その質問内容は専門的でまるで現地の情勢を熟知しているかのようでした。
特にバルカの組織『テント』への言及などは、一般の商社マンの知識を超えているように感じました。
長野は乃木が別班であることを試していたのか、あるいは自分と同じ志を持つ者としての反応を見ていたのかもしれません。
商社の役員とは思えない情報収集能力と洞察力こそが、彼が別班の司令塔的な立場にいると考察できる根拠です。
ザイールへの過剰反応
乃木が誤送金事件の解決のためにバルカに行った際に接触したザイールについての話が出たときに、長野専務は見逃せない反応を示しました。
丸菱商事の会議の席でその名を聞いた瞬間、一瞬だけ彼の動きが止まり険しい表情を見せたのです。
その後、長野は乃木に対してザイールとの接触についてしつこく質問していました。
もし彼が純粋な民間人であれば、異国の知らない人の名前にそこまで敏感に反応する必要はありません。
この反応は、彼が過去に別班の任務でザイールやその周辺組織を追っていた経験があることの伏線かもしれません。
あるいは、ザイールを通じてテントへの繋がりを警戒していたとも考えられます。
櫻井司令との同期説
別班のトップである櫻井司令と長野専務が防衛大臣の同期なのではないかという考察です。
二人の年齢設定は近く、長野が防大を卒業した時期と櫻井が現場で活動し始めた時期が重なっています。
もし彼らが防大時代の同期や、かつての戦友だったとしたら、長野が丸菱商事に潜伏しているのは櫻井からの直接の命令である可能性が高まります。
官民一体となったプロジェクトや資源開発の裏で、別班が動くために商社の専務という地位は最適です。
櫻井司令と長野専務が密かに連絡を取り合い、日本を揺るがす危機に対処しているのかもしれません。
VIVANT2ではこの二人が対面するシーンが描かれることを期待したいですね。
筆者もし櫻井司令と同期だったら、別班の中でも相当な大物ということになります。
長野専務の正体はジャーナリスト飯田説の根拠
もう一つ長野専務の正体について考えられるものとして、幼い頃の乃木を救ったジャーナリスト飯田であるという説。
ジャーナリスト飯田とは、VIVANTシーズン1の過去回想で登場した人物です。
もしこの説が正しければ、長野専務は乃木の過去をすべて知っている人物ということになります。
長野専務=飯田説の根拠といえるのが、時系列の一致です。
乃木憂助がバルカで組織から救い出された際、彼を日本に連れ帰ったのが戦場ジャーナリストの飯田でした。
ポイントになるのは乃木が日本に帰った時期です。
| 時期 | 長野専務 | 乃木憂助 |
|---|---|---|
| 1985年 | 3月に防衛大学卒業 4月から空白期間 | バルカで路上生活(4歳) |
| 1987年 | 4月に一橋大学大学院入学 | 飯田と共に日本に帰国 |
作中で明かされた情報によると乃木憂助は1985年4歳のときにバルカで一人、路上生活していました。
一方の長野専務は1985年3月に防衛大学を卒業していますが、1987年4月に一橋大学大学院に入学するまでの2年間、空白期間があります。
空白期間について長野専務は更生施設に入居していたと説明しましたが、真実かどうかは不明です。
長野が大学院に入学する1987年は、飯田が乃木を発見し日本に連れ帰った時期と一致しています。
つまり、長野専務は1985年に飯田という偽名を使ってジャーナリストとしてバルカに潜入。たまたま日本人の少年を発見して救出したと考えられます。
飯田の正体が長野専務だったとしたら、長野が日本帰国後に乃木をずっと見守っていたとしても不思議ではありません。
VIVANT長野専務の正体は別班?それとも飯田なのか考察:まとめ
VIVANTの長野専務の正体について考察しました。
- 防衛大学校卒業という経歴を持ち卒業後の約2年間が空白期間になっている
- 誤送金事件をめぐる乃木へのヒアリングでは専務とは思えない専門的な質問をした
- ザイールという名前が出た瞬間に見せた表情の変化から過去に何らかの接点があった可能性がある
- 別班トップの櫻井司令と同期または戦友だった可能性
- 時系列で見ると空白期間は乃木がジャーナリスト飯田に救出され帰国した時期と一致している
- 飯田という身分はバルカに潜入して任務を遂行するための隠れ蓑だったと考察
- 長野専務=飯田説が正しければ、専務は乃木の過去をすべて知る人物ということになる
小日向文世さん演じる長野専務が部下と不適切な関係になるだけのおじさんで終わるとは思えません。
VIVANT2では正体が明かされることを期待して最終回まで楽しんでいきましょう。

