フジテレビドラマ『Tokyo middle 30』は、中国で社会現象を巻き起こしたドラマ『30女の思うこと』を原作とした日本版リメイクです。
しかし、日本版は原作をそのまま映像化した作品ではなく舞台や年齢設定、主人公たちの関係性などがアレンジされています。
この記事では『Tokyo middle 30』、通称東京ミドサーの原作や元ネタ情報をはじめ、中国ドラマとの違いを解説します。
- 原作は韓国ではなく中国ドラマ
- 東京ミドル30のあらすじ
- 日本リメイク版とオリジナルの違いを比較
Tokyo middle30(東京ミドサー)の原作は韓国ではなく中国ドラマ
『Tokyo middle 30』の原作は中国ドラマ『Nothing But Thirty』です。邦題は『30女の思うこと~上海女子物語~』。
日本版では原作の魅力を受け継ぎながら、35歳前後のミドサー世代に焦点を当てたリメイクとして制作されています。
まずは原作や元ネタについて解説していきます。
- 原作は中国ドラマ
- 韓国ドラマのリメイクではない
- あらすじ
原作は中国ドラマ
『Tokyo middle 30』の原作は中国ドラマ『Nothing But Thirty』です。
日本では『30女の思うこと~上海女子物語~』という邦題で配信されています。
2020年に中国で放送された原作は、上海を舞台に30歳前後の3人の女性が恋愛や仕事、結婚や家庭などそれぞれ異なる人生の課題に向き合うヒューマンドラマです。
放送当時は同時間帯視聴率1位を獲得し、中国で総再生回数55億回を超える社会現象級のヒット作品となりました。
さらに、中国三大ドラマ賞の一つである「白玉蘭賞」で最優秀主演女優賞を受賞するなど、高い評価を受けています。
その人気は中国国内にとどまらず、ベトナムやタイでもリメイクされるなどアジア各国へ広がりました。
理想と現実のギャップに苦しみながらも自分らしい生き方を模索する姿が、多くの女性の共感を呼びました。
日本版『Tokyo middle 30』も、この物語の根幹となるテーマを受け継いでいます。
一方で日本の社会や価値観に合わせて変更点もあるため、日本独自の魅力があるリメイク作品として楽しめますよ。
韓国ドラマのリメイクではない
『Tokyo middle 30』を見て「韓国ドラマのリメイク?」と思った方も多いと思います。
しかし、先ほど解説したように原作は中国ドラマです。
筆者韓国ドラマのリメイクはよくありますが、中国ドラマが日本でリメイクされるのは珍しいですよね。
大人の女性の恋愛や友情を描いた作品は韓国でも人気があるので、韓ドラのリメイクだと勘違いされたのかもしれません。
東京ミドル30のあらすじ
『Tokyo middle 30』は、高校時代にズッ友を誓い合った3人の女性が、35歳になって再会するところから物語が始まります。
主人公の佐倉麻紀、山地遥、永野薫子は、若い頃に夢を抱いて地方都市から東京へ上京しました。
しかし35歳になった現在、待っていたのは思い描いていた未来とは少し違う現実です。
専業主婦として家庭を支える麻紀、夢を諦めきれずアパレル業界で働く遥、小学校教諭として働きながら結婚に踏み切れない薫子。
それぞれ異なる悩みを抱えながらも、5年ぶりの再会をきっかけに、自分自身の本音と向き合っていきます。
親友だからこそ支え合える一方で、嫉妬に近い感情も生まれます。
羨ましさや焦り、安心感が入り混じるリアルな人間関係が見どころの一つです。
脚本家は北川亜矢子さん。
- 東京ラブストーリー(2020年版)
- マイ・セカンド・アオハル
- 推しの子The Final Act
北川さんは恋愛ドラマや原作ありの作品を得意としている脚本家です。
今回の『Tokyo middle 30』でも原作の世界観を大切にしながら、日本リメイクとしてリアルな葛藤を丁寧に描かれると思います。
35歳という人生の分岐点で揺れる女性たちを丁寧に描く恋愛ヒューマンドラマとして多くの共感を集めそうです。
Tokyo middle30(東京ミドサー)と原作の違いを比較
リメイク版『Tokyo middle 30』と原作の中国ドラマ『30女の思うこと』の違いを比較していきます。
なぜ変更されたのか考察も交えてお伝えします。
- 舞台が上海から東京へ
- 年齢が35歳に変更
- 主人公たちの関係性
舞台が上海から東京へ
『Tokyo middle 30』と原作の違い1つ目は、物語の舞台です。
原作では中国・上海を舞台にしていましたが『Tokyo middle 30』では東京が舞台となり、日本で暮らす35歳前後の女性たちの日常が描かれます。
上海は中国を代表する大都市であり仕事や結婚、住まいなどあらゆる面で競争が激しい都市として知られています。
原作では、そのような都市ならではのプレッシャーや成功への価値観が物語全体に漂っていました。
リメイク版では舞台を東京へ移すことで、日本の視聴者が身近に感じられる悩みへと変更されています。
舞台を上海から東京へ変更した最大の理由は、共感されやすい物語にするためではないでしょうか。
東京は多くの人が夢や希望を抱いて集まる街である一方、仕事や家賃、人間関係など現実の厳しさにも直面しやすい都市です。
「憧れて上京したものの、思い描いた人生とは少し違っていた」という設定は、日本で暮らす多くの人が共感しやすいと思います。
年齢が35歳に変更
『Tokyo middle 30』と原作の違い2つ目は、主人公たちの年齢です。
原作では30歳前後ですが、日本版では35歳前後、いわゆる「ミドサー世代」に設定が変更されています。
この5年間の違いは、作品全体のテーマにも大きく影響しています。
30歳は人生の選択肢が広がる年代として描かれる一方、35歳になると結婚やキャリア形成など多くの選択がより現実味を帯びてきます。
30歳ではなく35歳に設定されたのは、現代日本では35歳前後が人生の大きな転機になりやすいからだと考えられます。
責任ある仕事を任される一方で、家庭や将来への不安も大きくなる年代だからこそ、多くの視聴者が共感できる物語になりそうです。
年齢を35歳へ引き上げたことで「人生の分岐点」というテーマがより明確になり、原作とはまた違ったリアリティを持つ作品になっていると感じます。
主人公たちの関係性
『Tokyo middle 30』と原作の違い3つ目は、主人公たちの関係性です。
原作では大人になってから知り合った3人でしたが、『Tokyo middle 30』では高校時代の同級生という設定に変更されています。
3人は学生時代に「何がなんでも東京へ行こう」と約束し、それぞれ夢を抱いて上京しました。
しかし約20年後、35歳になった彼女たちを待っていたのは思い描いていた未来とは少し違う現実でした。
疎遠になっていた3人が5年ぶりに再会することで物語が動き始めます。
高校時代からの親友という設定を加えたことで単なる友情だけではなく、昔の自分と向き合う物語になったと感じます。
親友だからこそ本音を隠せず、励まされることもあれば、羨ましさや焦りを感じることもあります。
長い年月を共有した友人だからこそ、自分の過去や夢、そして現在の姿と向き合うことになる。
この設定が加わったことで原作とは違う感情のドラマになっていると思います。
Tokyo middle30(東京ミドサー)と原作の違いを比較!元ネタは中国:まとめ
フジテレビドラマ『Tokyo middle 30』の原作や日本リメイク版との違いについて解説しました。
- 原作は中国ドラマ『Nothing But Thirty(30女の思うこと~上海女子物語~)』で
- 韓国ドラマのリメイクではない
- 脚本家は北川亜矢子
- 舞台は上海から東京へ変更されている
- 主人公たちの年齢が30歳から35歳へ変更
- 日本版では高校時代の同級生というオリジナル設定が追加
『Tokyo middle 30』は、中国で高い評価を受けた原作の魅力を大切にしながら、日本ならではの価値観や社会背景を取り入れた注目のリメイク作品です。
原作を知っている方は違いを比較しながら、日本版から作品に触れる方は35歳という人生の分岐点に立つ女性たちのリアルな姿に注目しながら見ると、より楽しめると思います。

