ドラマ『Tシャツが乾くまで』第4話では、行方不明だった夫・充の生存が確実となり咲子が一歩を踏み出す様子が描かれました。
咲子のもとには消印が長野県南千須の白い封筒が届き、中には洗濯機のフィルター掃除を促す充らしい手紙が入っていました。
この消印とスマホに残された住所のメモを頼りに、一人でその地へと向かいました。
ラストシーンでは咲子が赤い三角屋根の家を訪ねる場面で幕を閉じます。
今回は『Tシャツが乾くまで』第4話で判明した情報をもとに、赤い屋根の家の正体や充の目的を考察していきます。
- 長野県南信州市南千須は実在する?
- 充は住所がわかるように手紙を送った?
- 赤い屋根の家は実家ではない
- ロケ地はどこ?
【Tシャツが乾くまで】長野県南千須は実在する?赤い屋根の家考察
『Tシャツが乾くまで』第4話で最も気になるラストに登場した赤い屋根の家について考察していきます。
- 長野県南信州市南千須344
- 充はあえて住所がわかるようにした
- 実家ではない?
- なにかの施設?
- 充は誰かを守っている可能性
- 赤い屋根の家のロケ地
長野県南信州市南千須344
咲子は充のスマホから手がかりを探している中で、とある住所が書かれたメモを見つけました。
長野県南信州市南千須344
この住所は現実には存在しない架空の地名です。
長野県南部に位置する飯田市や下伊那郡からなる地域は南信州地域と呼ばれていますが、南信州市南千須は実在していません。
参考:南信州地域の情報-長野県
実在しない地域をドラマの舞台に設定した理由として特定の場所への影響を避ける狙いがあると考えられます。
その後、充から届いた手紙にも南千須の消印がありました。
咲子は充が残した長野県の住所を地図アプリに入れて、地図が示した赤い屋根の家にたどり着きます。
この一連のシーンを見ていて気になったことは「充はなぜ住所がバレるような手紙を送ったのか?」ということです。
充はあえて住所がわかるようにした
これまで、充は自分の意思で咲子のもとを離れて行方不明になったように描かれています。
バスを降りて無事にもかかわらず家には帰らない。喫茶店の直人には電話するけれど妻には連絡しない。
咲子を避けるような行動ばかりとっています。しかし第4話では手紙を送っています。
スマホに残された住所を発見することは偶然だったかもしれませんが、充が送ったであろう手紙には「南千須」の消印がついていました。
筆者行方不明の夫から手紙が届けば、住所を追ってくることは想像できるでしょう。
手紙の内容は「乾きが悪くなったらフィルターの掃除してね」という洗濯機の簡単な図解まで書かれたものでした。
これを咲子は「自分は元気だよ。もう帰らないから洗濯物一人でなんとかしてね」というメッセージだと受け取ります。
しかし第4話のラストでは実際に住所を追って赤い屋根の家まで行っています。
充はあえて住所の手がかりを残すことで、咲子に来てほしかったとも考えられます。
なぜ来てほしかったのか、理由を考えるために赤い屋根の家の正体を考察していきましょう。
実家ではない?
充が家族を置いて暮らしている場所として考えると、充の実家という可能性が浮かびます。
4話のラストは赤い屋根の家から出てきた人に咲子が「充さんはご在宅でしょうか」と聞いて終わりました。
全く知らない家ならば「瀬尾充さんはいらっしゃいますか?」と聞くのが一般的でしょう。しかし上記の言い方はここに充が住んでいるという前提で聞いているように思います。
つまり充の実家だとわかっているのでしょうか?
もしそこが実家であれば、彼がなぜ家族を捨てて一人で失踪したのかその理由が解き明かされるはずです。
実家という最も自分を縛り付ける場所に帰ったのだとすれば、彼は過去と決別するために戻ったのかもしれません。
しかし、充のスマホに住所がメモされていたということはそこが頻繁に通う場所ではなかったともいえます。
筆者親と疎遠だったとしても実家の住所は覚えていると思いませんか?
住所を覚える必要がないほど身近な場所ではない、あるいは最近になって知った場所という見方もできます。
咲子に来てほしかったという考察が合っていれば、見つけることを予想してあえてスマホにメモを残したという可能性もあります。
なにかの施設?
赤い屋根の家が一般の住宅ではなく、特定の施設である可能性も捨てきれません。
Tシャツが乾くまで第2話で、あずさは両親がいなくて施設育ち、充も同じような感じで親とは疎遠と生い立ちが明かされています。
つまりこの赤い屋根の家が二人が育った施設という考察です。
赤い屋根という特徴的な外観は周囲から浮いていて普通の家族が住んでいる家とは違うように感じました。
ただ、咲子が訪れたときに子供がいるような気配はなかったため、2人が幼少期を過ごした児童養護施設の跡地になっているのかもしれません。
コインランドリーの管理人が、充とあずさについて言った「カップルではなく家族みたいな感じ」という証言も、施設時代の絆を指していると考えれば合点がいきます。
恋愛感情ではなく、生い立ちを共有する者同士の助け合いが裏にあるのかもしれません。
充は誰かを守っている可能性
充のこれまでの慎重な行動を見ていると、自分のために行方不明になったというよりは、誰かを守るための自己犠牲に見えてきます。
咲子を守るための苦肉の策だったという可能性です。
長野の家で彼が向き合っている相手が誰であれ、その存在が公になることは充にとってリスクなのかもしれません。
充は「ごめんね」と謝りながらも、真実を語ることで咲子を不条理な現実に巻き込むことを避けているようにも思えます。
充の沈黙は彼なりの最大限の愛の形であると同時に、咲子にとっては最も理解しがたい残酷さでもあります。
誰かを守るために嘘をつき愛する人の前から姿を消す。そんな歪んだ正義感が、充という人物を突き動かしているのかもしれません。
第4話のラストで咲子を迎え入れた人物が、その守られている誰かなのかもしれません。
赤い屋根の家のロケ地
Tシャツが乾くまでの赤い家のロケ地は、長野県ではありません。
東京都西多摩郡檜原村にある「東京都檜原村古民家」という場所で撮影が行われています。
檜原村の山あいにある一軒家で、山や木々に囲まれた自然豊かな場所です。
三角屋根に書かれた文字はおそらく屋号なのでしょう。
ドラマでは、赤い屋根と文字が印象的で少し怪しい施設のように感じてしまいますよね。
【Tシャツが乾くまで】長野県南千須は実在する?赤い屋根の家考察:まとめ
ドラマ『Tシャツが乾くまで』に登場した赤い屋根の家の正体や充の目的を考察しました。
- 長野県南信州市南千須は実在しない架空の住所
- 咲子が家を訪ねるようにあえて住所を残した可能性
- 赤い屋根の家の正体は充の実家や何かの施設と考察
- ロケ地は東京都檜原村
咲子がついに夫の秘密や過去に触れる可能性が出てきた第4話。充の真意や赤い屋根の家の主が誰なのか次回判明するのでしょうか。

